「腸内環境を整える食事の取り方ってありますか?」
ダイエットをするにしても、デトックスにしても、まずは腸内環境を整えることが大切です。
「腸内環境を整える」というと、ヨーグルトを食べるとかなどを代表に「○○を食べると良い」という意見が多いですが、「腸に良い食べ物」の前に知っておきたいことがあります。
それは、「腸をきれいにする食べ方」です。
腸をきれいにするちょっとした食べ方のコツを知るだけで、腸内環境が大きく変わっていくので1つずつチェックしていきましょう。
消化の早いものから食べる
腸内環境を良くするには、胃腸に負担をかけず、腸をクリーンな状態に保つ食べ方が理想です。そのためには、消化の早い順に食べることが大切です。
消化の早い順に食べることで、胃腸での渋滞を防ぐことができるので腸にとても優しいのです。
消化の早い順から
- 果物
- 野菜
- 炭水化物
- たんぱく質
となります。
なぜ、この順番がいいのでしょうか?
消化酵素を含む「果物と野菜」ですが、先に「炭水化物やたんぱく質」があると、胃の中で停滞する時間が長くなり、発酵・腐敗してしまいます。
食後におなかが張ったり、おならが出たりするのは、食べ物が腸内で発酵している証拠。さらにおならや便の臭いが強い場合は腐敗しているので食生活の見直しをしていきましょう。
食後のデザートに果物を食べる習慣がある人は、食前に食べるように変えてみると効果があります。
食物繊維をたっぷり取る
腸のお掃除役をしてくれるのが、食物繊維です。食物繊維には動物性食品にはまったく含まれていないので、果物・野菜・海草・豆類・キノコ類を積極的に摂取していくといいです。
そして、腸がきれいなる食べ方に慣れてきたら、美腸を目指して、さらに挑戦してみてほしいことがあります。
たんぱく質と炭水化物を分けて食べる
消化にかかる時間を考えて食べ始めると、身体がどんどん軽くなっていきます。消化がスムーズになると腐敗が起きないので、おならや便の臭いがほとんどなくなります。
そして、さらに「きれいな腸」を目指したい人におススメなのは、たんぱく質と炭水化物を食事ごとに食べ分けることです。
例えば、
昼食
果物や野菜の後に、おにぎりやパスタ、パンなど、果物・野菜+炭水化物
夕飯
果物や野菜の後に、肉、魚料理など、果物・野菜+たんぱく質
という感じです。
なぜ分けるかというと、たんぱく質を分解する消化酵素は強い酸性のもとでもっともよく働きます。
一方、炭水化物(糖質)を分解する消化酵素は弱アルカリ性の元で働くので、この2つを一緒に食べると、お互いにその働きを中和してしまい、消化にとても時間がかかるのです。
ただ、完全に分けてしまうのはハードルが高い方は、どちらかを控えめにするだけでも効果がありますので、あまりストイックにならずに楽しみながら腸内環境を整えていきましょう。
マメな水分補給
水分補給が大切なのは分りきっていますが、意外に意識していないと、十分な水分補給がされていなかったりします。
水分といっても、良質な水のことで、コーヒー・お茶・ジュースなど味のついたものは嗜好品と考えてください。
体内の水分は、栄養を運ぶ役割と、排泄物を流す役割を持っています。新鮮な水が循環していることは、スムーズに代謝する条件になります。
水分は腸をきれいにするだけではなく、血液もサラサラになっていきます。
「のどが乾いた」と思ったときにはすでに軽い水分不足になっているので、できるだけ1日にペットボトル1ℓ~2ℓ水分補給できるようにしていきましょう。
体を弱アルカリ性に保つ
私たちの体内は健康であれば弱アルカリ性に保たれています。弱アルカリ性のときにもっとも免疫細胞が活発に働きます。
また、疲労物質である乳酸の分解や、代謝も促進されるので、疲れにくく、痩せやすい体質になります。
けれど、酸性食品を食べ過ぎると毛細血管の血液が滞り、血液がドロドロになっていきます。
体を弱アルカリ性に保つには、アルカリ性食品(野菜・果物・豆類・納豆・味噌・海藻類・お茶・お酢・梅干し)などを多くとりましょう。
一方の酸性食品(肉類・魚介類・チーズ・バター・穀物・砂糖)などは程々に摂っていきましょう。
さいごに
腸をきれいにするには、消化の早い野菜・果物、腸のお掃除役をしてくれる食物繊維、弱アルカリ性を保つ食品を積極的に摂取していきましょう。
腸をきれいにする食品を簡単に摂取するなら酵素ドリンクがおススメです。
私が試した酵素ドリンクは、完全無添加の「優光泉」を体験してみたので参考にしてみてください^^